09.艶っぽい仕草






「それもおいしそー。さん、一口ちょうだい!」


「いいよ。」




ジュンスくんとジェジュンくんと、三人でランチタイム。


せっかくだから外食をしようということになり、近所のパスタがおいしいと評判のレストランにやってきた。



注文した品がそろい、みんなでいただきますをしてパスタを口に運ぶ。


評判なだけあってなかなかおいしく、私たちは三人とも笑顔で食事を楽しんでいた。




そこでジュンスくんの冒頭の言葉が発された。



私はフォークでくるくるとパスタを巻き取って、零れ落ちないように手を添えてジュンスくんの口元に運んでいく。


俗に言う、あーん、をジュンスくんにやってあげているのだ。



改めて考えると少し照れくさい。





口を開けて待つジュンスくんが、なんかちょっと色っぽくて、目をそらしそうになる。


ジェジュンくんが前に「ジュンスの食べ方は少し変わってる」って言ってたけど、確かに少し変わってるかも。


舌をちょこっとだけ出して、口の中に食べ物が入るのを待っている。



見れば見るほど色っぽくて、変に意識してしまいそうだった。





「んー!おいしー!」


「ジュンス、また舌が先に出てた。ね、さん見たでしょ?」


「う、うん。」





無意識なのはわかってるけど、少しドキドキしてしまった。



そんな私をジュンスくんは首を傾げて見ている。


口元には、トマトソースが少しだけついていた。








(私が変な目で見すぎなのかも。)
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